こんにちは、ユカリ(@yukarinote)です。地方に住む夫婦二人暮らし妻(45歳)、フリーランスナースをしつつ趣味でブログを書いていています。
当記事では、買い物するときの自分なりのルールといいますか、ちょっとだけ気にかけていることをご紹介したいと思います。
「少しでも量が多くて、少しでも安くて、品質の良いものを買いたい」そう思うのは当然のことです。
ただ最近は、とにかく安さだけを求めるというよりは、エシカルな視点を大切にしています。
※エシカルとは、何かしらの犠牲の上に成り立っているのではなく、自分、そして他の人や社会、地球環境、自然にとってもよいものを積極的に選ぼう!という消費活動のことです。日本では「倫理的消費」などとも呼ばれています。
例えばたまご
昔は10個入り100円以下で買えるのも珍しくありませんでしたが、最近は物価高の影響もあって、全体に値上がりしています。
我が家は2人暮らしなので6個入りを選ぶことが多いのですが、1パック250円ほどするものを購入しています。
なぜ、1パック250円もするのか??それは、鶏の育つ環境やエサを重視しているから。
例えば、鶏舎の狭いゲージの中で身動きできないような状態の中で暮らしている鶏から生まれた卵なのか、もしくは自由に動き回れる鶏舎の中で育った鶏から採卵された卵なのかと言うことです。
人間でも身動き取れない環境に押し込められるとストレスを感じてしまうように、動物だって同じだと思うんです。
(そもそも動物愛護の観点から言うと、卵は食べないと言う人もいるかもしれませんが、今回はその視点は横に置かせてください。)
鶏が自由に動き回れる環境と言うのは、たまご農家さんからすると1羽あたりに広いスペースが必要ですからとてもお金がかかります。当然のことながら卵1個あたりの価格も高くなります。
また、どんなエサを与えられているかをパッケージに明記されているものもあります。
鶏がエサを食べる⇒卵を産む⇒人間が食べるという流れから考えると、鶏が何を食べているかということは食べる側への健康にも影響がありますよね。
大量生産できないからこそ、1個あたりの価格が高くなります。
ですが、卵はそもそもそういう価格なんだと思考を変えれば、理解することができます。
食パン選びの視点
こちらの食パンに関しましては、国産小麦100%、国産バター使用です。
他のパンは6枚切りで100円で買えるものもありますが、このパンは5枚切り350円もします。
倍以上の価格がするので、最初は躊躇しました。
ですが日本は食料自給率の低い国ですから、「国産の商品、日本の農家さんを応援したい」と言う気持ちでこの商品を選んでいます。
そもそも国産小麦を使用しているこの商品はすべてのスーパーやドラッグストアで取り扱っているわけではなく、運よくスーパーで見つけられたとしても棚に並んでいる数は少ないです。
ということはこの商品を選ぶ人が少ないから、店側の品揃えも多くないということです。
その品物の生産されている状況に興味を持って選ぶようになると、「安さ=善」でなくなります。
「安い」と言うことは、誰かが犠牲になっていたり泣き寝入りしている可能性があるわけで、なぜこの商品はこんなに安いんだろう??と考えてみるのはどうでしょうか。
高いのには高いなりの理由があります。
環境や労働環境、飼育環境にこだわったモノや食品づくりをしてくださる企業を応援すれば、生産者は高くても売れる、消費者は選択の幅が広まる、どちらにも利益が大きいはずです。
背に腹は変えられないと言う現実もあるかもしれないけれども、自分がどういう業者さんや企業理念や農家さん達応援したいかと言う視点で買い物をしていくと自分の見る視点も変わるような気がいたします。