こんにちは、ユカリ(@yukarinote)です。
地方に住む夫婦二人暮らし妻(45歳)、フリーランスナースをしつつ趣味でブログを書いています。
休日は予定をたてずに自由気ままに家の中で過ごすのが好きなインドア派の人間です。
だけど、ごくたまに外出することがあって、それは夫に誘われてキャンプやトレッキングに出かけるときです。
先日は1年ぶりに上高地に1泊2日で旅をしました。
観光地なので大勢の人で賑わっていますが、ここに観光に来る人たちはここでしか味わえない、いわば魂を清められるとか、心の底からリラックスできる体験を求めているのかなと思います。
日常では味わえない山との近さや、水の冷たさや清らかさ、澄んだ空気を心身ともに楽しみたい人には最適な場所といえます。
上高地
上高地とは
上高地は、長野県松本市にある標高およそ1,500mの山岳景勝地です。
美しい風景に魅了され、毎年訪れるファンがいるほどの人気観光地です。
行ってみると分かるのですが、上高地への道路はとても狭く曲がりくねっていて、その道を走り慣れていない自家用車がすれ違えるようなスムーズな道ではありません。
環境保護を目的として通年マイカー規制が行われているため、自家用車で来る人たちは車を駐車場に停めて、バスやタクシーに乗り換えて上高地まで向かいます。
日帰り旅
私が初めて訪れたのは2022年10月の日帰りハイキングでした。
このときも夫に誘われたのですが、上高地がなんなのか?もよくわからないまま、リュックに荷物を詰めたのを覚えています。
乗合いバスに乗車して一番最初の停車地が大正池近くのバス停です。
上高地のハイキングルートの中でも特に人気が高いのが、この大正池~河童橋のコースなんだそうです。
夫からは「1~2時間ほどで歩ける初心者コース」と聞いていましたが、運動不足の私にとってはとても長い2時間に感じました。
歩き疲れて足はクタクタになりましたが、「上高地を訪れたら美しい山々や清流の景色を味わいながらハイキングを楽しみたい」という人の気持ちがよくわかりました。
日常の喧騒を離れてただただ自然と触れ合うことができます。
風や水の流れる音、鳥のさえずりや虫の鳴き声、木々や草の擦れる音、歩く自分の足音、澄み切った空気、川の底まで透きとおった水、眼前に迫る山々、青く広い空。
ここに来ないと分からない体験、足を運んだ者にしかわからない心動かされる風景が眼の前に広がっています。
2度目の上高地
2度目の上高地は2023年8月でした。
初めて上高地を訪れたときに、河童橋周辺にはたくさんの宿泊施設があることを知って、次回来るときは絶対に泊まりたいと思いました。
夫は「金沢から上高地は日帰り圏内だ」って言うんですけど、日帰り圏内でも泊まったっていいじゃないですか(笑)
日帰り観光の人たちが17時に山を下りて、翌朝1番のバスが到着する朝7時までは宿泊客のみの本当に静かな時間が流れます。
夜や早朝の上高地の姿はそこに泊まらないとみられない景色です。
ホテル白樺荘に宿泊
どこに宿泊するか決めるときに一番最初に頭に浮かんだのが、日帰り旅行の際に利用したホテル白樺荘さんのカフェテラスでした。
そのテラスからの景色が本当にすばらしく穂高連峰が目の前に広がっています。時間を忘れるほど美しい景色に一生ここに座っていられると思ったほどです(笑)
それで、今回そのホテルに決めたというわけです。
朝ごはんも夜ご飯もそのテラスで楽しめるのは宿泊者だけの特権でもあります。
旅のサブスク、Hafhを利用しているのですが、上高地では唯一ホテル白樺荘を予約できます。
1泊2食付きのプランのみ選択可能で、1名~2名1,200~2,300コインで宿泊可能です。
Hafh(ハフ)
https://www.hafh.com/invite/RAcCZBd9uHC9Q9fC
旅の日程
2度目の旅のスケジュールをまとめてみました。
初日
・朝4時に自宅を自家用車で出発
・6時45分:平湯あかんだな駐車場到着
・7時20分:平湯バス停から乗り合いバスに乗車
・8時:大正池から河童橋まで散策
・10時:河童橋から明神池まで散策して戻ってくる
・15時:チェックイン
・17時半:夕食
2日目
・翌朝10時:チェックアウト
朝4時に自宅を出発して高速道路を利用して平湯あかんだな駐車場へ。
高速の出口を間違えたので予定より時間がかかってしまいましたが、7時前には到着できました。
この日は土曜日ということもあって、朝7時の段階で駐車場が8割方埋まっていました!
スケジュール
その後、7時20分発のバスに乗車して今回も大正池のバス停で下車。
大正池から河童橋までのんびりと景色を見ながら散策しました。
最近は毎朝20分ウォーキングをしているので昨年よりは体力に自信がありましたし、その成果もあって疲れにくかったように思います。
河童橋から明神池方面へ散策
前回は河童橋がゴール地点でしたが、今回はその先まで足を延ばしてみることにしました。
とその前に、宿泊予定のホテルに荷物を預かっていただくことができました。
なるべく身軽で来たつもりでしたが、慣れないリュックを背負うだけで疲れるものです。
宿泊用に持参した荷物をホテルで下ろすことができてずいぶん助かりました。
河童橋から3kmほど上流に、明神橋があります。
河童橋の双子の橋といわれているそうですが、明神橋のほうが細く長い橋でした。
上高地バスターミナルから梓川右岸を通って徒歩約60分。
梓川左岸でも、徒歩約60分で行くことができます。
と調べていたのですが、わたしたち夫婦は歩くのが遅いので往復3時間くらいかかったと思います。
それほど険しい山道ではなく、小さなお子さんもたくさん歩いていましたが、大正池~河童橋よりは高低差が多かったように思います。
ホテル白樺荘
穂高連峰を一望できるテラス席は本当に素晴らしいので、宿泊されない場合もぜひランチやティータイムなどで利用してみていただきたいです。見事な絶景を眺めながらのランチは、最高の癒しとなるはずです。
私たちが宿泊した日は天候に恵まれましたので、満天の星空も楽しむことができました。
朝は朝で、雲海が山々を包みこみ、それはそれは幻想的な景色を見ることができました。
静けさの中でこの景色を独り占めできるだけでも十分価値ある宿です。
キレイに清掃されたお部屋も、スタッフさんのサービスもお料理も素晴らしいです。
こちらは私たちの朝食の写真ですが、食事を撮影するばかりで、景色を撮影するのを忘れていました(涙
夜はフレンチのコース料理、翌朝はブッフェを楽しむことができます。
かかった費用
ざっくりとですが、今回の旅にかかった費用をまとめました。
高速通行料金:往復4,000円
ガソリン代:?
駐車場代:1,200円
初日の昼食(いわな定食):3,400円
夕食時のアルコール2,000円
おみやげ:1,000円
現地で軽食:1,800円
宿泊代2名:50,000円くらい
※今回はHafh経由で予約しました
合計 70,000円くらいかかったかなと思います。
我が家にとって、1泊2日で約7万円はなかなかの贅沢な旅でした。
でも来年もまた来たいと思わせてくれる素敵な旅になりました。
全身で自然を満喫したい!そんな旅を求めている方に、上高地は最高のロケーションです。
ブログで紹介しきれなかった旅の詳細はYOUTUBEでご紹介しています。
ぜひご覧いただけると嬉しいです。